お話の記憶

【小学校お受験】お話の記憶 対策①

◆お話の記憶の基本情報

国立・私立関係なく、小学校受験のペーパーには必ずといっていいほど出題されるのが
『お話の記憶』です。この『お話の記憶』は聞く力を図る問題ですが、記憶力のテストではありません。
理解力のテストと捉えてください。

学校側としてはお子さんの

★言語能力がしっかり発達しているかどうか
★先生のお話を集中して聞くことができるかどうか
★先生のお話を理解することができるかどうか

これらの要素が出題意図にはあります。

またこのお話の理解力は
全てのペーパー問題に繋がる重要な要素となります。
実際、ペーパーテストはすべての問題を〇や×で答えていきますが
出題は口頭(テープ音)で出されますのでこの理解力を強化することで
ペーパーテストの聞き漏れ無くし、高得点を取るためにも大事なポイントとなります。

お話の記憶の主な対策方法は主に以下の二つになります。

①問題集ドリルや過去問を何度も解く

②日常の絵本の読み聞かせ

もちろんこの2つは重要なトレーニングになりますが
「お話の記憶」が苦手なお子さんの場合、これら2つをただこなしても
克服は難しくなります。

◆お話の記憶を克服する3つのコツ

日常の読み聞かせや、過去問やドリルを使ってお勉強する際に
以下の3つを意識してとトレーニングしてみてください。

①物語のお話の長さを調整する
②問題を先に伝えてからお話を読む
③頭の中でイメージできるように促す

次から詳しく解説していきます。