ペーパーテスト

【小学校お受験】サイコロ展開図 対策

♦サイコロ展開図 基本情報

小学校受験の筆記試験で頻出する課題の一つに「サイコロ問題」があります。
サイコロの形は知っていても、それを展開するとどうなる?ということは知らない子供は案外と多いようです。
小学校受験で出題される「展開図」という領域は実際に、サイコロを自分で       組み立てることで、少しずつ、理解ができるようになる分野です。まずはサイコロの展開図を厚紙で作り、それを組み立てる練習から入ってみてください。
いきなり難しいペーパー問題から導入をしてしまうと、子供の理解度が付いて行かず苦手な領域として最後まで足を引っ張る結果にもつながります。

ポイント

1.サイコロを実際に展開した図を見て覚える

2.サイコロの法則を覚える                      (正方形の面の構造は2面が3組向かい合ってできている) (向かい合った目の合計は7になる)

3.6つの面が出来る立方体であることを知る

4.基礎的な問題集から取り組む

まずはサイコロの構造を知ることが、展開図の理解を早めます。自宅にサイコロがあれば、親子で、じっくりと観察をしてみてください。少し大きめのサイコロの方がわかりやすいので、最初は親の方で自作のサイコロを準備しておいてください。展開図の勉強を始めるときに、実物があると理解も早く、子供も楽しいながら学べるのではないでしょうか?あとから、子供と一緒に厚紙を切って(巧緻性も養える)実物のサイコロを一緒に組み立てるということも、展開図を理解するときには良い方法です。

♦サイコロの法則

サイコロの展開図はパターンが決まっていますの、次の形(11種類)を何度も繰り返し覚えてしまうと問題を解く上でとても役に立ちます。

★同じ色同士が向かい合う面になります。まずこの形を少しづつ覚えていきましょう。     厚紙を切りながらサイコロの実物を一緒に作るという方法をお勧めします。向きが(上下左右)変わるパターンもありますのでそれも含めて覚えてしまいましょう。

★問題例

問:左側の形を組み立ててサイコロを作った時、◎の裏側はどの模様でしょう?左のお部屋から選んで〇をつけましょう。

回答は・・

サイコロ法則のパターンを覚えてしまえば、すぐに答えるのは簡単です。

まずは、親子で実物を作りながら、サイコロの面(立方体の面)をしっかりと認識することが大切です。ペーパーテストだけで、平面図、展開図を理解するのは、幼児の時期には、難しいことです。
理解を高めるためにも、まずは立方体を解体したときの形を見せるようにしましょう。
そしてもう一度、組み立てた時にサイコロの形になるということを体感することでイメージが湧きます。
地道に段階を経て学習する単元ですので、親子で取り組みながら一人でもプリント学習で確かめられるようなレベルに、引き上げてあげましょう。