◆回転図形の解説
小学校受験の出題で「回転図形」は頻出問題の一つです。しっかりと演習を積んでどのような回転図形でも、冷静に向き合えるように多くの問題をどれだけこなせるか?ということを考えながら演習を積み上げることが肝心になります。
「回転図形」は、物の形ときちんと捉える観察力と、回転を加えた状態を考える推理力が必要な課題です。
★問題例
回答は・・
今回の問題は矢印の方向に1回まわすだけですが、2回や3回の場合もあります。
ポイント
・基本的には時計回りに動く
・1回転がす=時計周りに1マス移動
・2回転がす=時計回りに2マス移動
・3回転がす=時計回りに3マス移動
♦練習方法
お勧めは具体物を使って理解を深める事です。
回転した後の向きや位置関係を問う問題は、頭の中だけで考えると混乱してしまいます。
そんなときは、うまく具体物を使って考えの補助にしましょう。
厚紙や画用紙を長四角に切って、その中に△を描きいれるだけで完成です。
実際に回転するところを見れば、子供達にもグンとわかりやすくなるでしょう。
ここで実際自分で動かす事によってイメージが具体化します。次の段階でペーパーを使って応用問題に取り組むことが大切です。