♦置き換え問題の基本情報
小学校受験のペーパー課題で置き換えの問題、がいろんなパターンで出題されます。
特に最近では、さまざまな問題で「置き換え」の考え方を取り入れる問題が増えており、 難易度も非常に増してきています。
置き換えの問題は、次のようなものがあります。
★問題例1
パンダを△、キリンを〇、ライオンを× くまが□のしるしに置き換えて、並んでいるそれぞれの絵の下に書き直していきます。
上の段の左から順に右へと進めます。慣れてくれば、できるだけ早く作業ができるように練習してみてください。
回答は・・
ここで重要なのが、左から右に一つずつ書き込んでいくことが大切です。
先にパンダの△を書き込んだり、キリンの〇だけを書き込む事はお勧めしません。
それぞれの動物の印を覚えて順番に書き込んでいってください。
たとえ、途中でタイムオーバーになったとしても、書き込んだところまで
加点される事もあります。
もし、動物毎に印を書き込んで、飛び飛びでタイムオーバーになってしまったら、加点にならない場合が多いです。
ですので、順番に書き込んでいくことがポイントです。
おはじきなどの道具を使い次のようなトレーニングも有効です。
問題文をが「パンダは赤、キリンは黄、ライオンは青のおはじきに置き換えましょう」というように言い変え、おはじきを置いてみましょう。
また、プリントの「お手本」の部分を子どもに見えないように隠した上で、問題文を口頭で一度だけ読み上げ、子どもに内容を記憶させてやってみてください。
とてもよい訓練になります。
さきほどの問題に、位置の対応が組み合わされた問題です
★問題例2
さきほどの問題に、位置の対応が組み合わされた問題です。
方眼上に描かれた動物を、△や×のしるしに置き換えて、別の方眼上の同じ場所に描いていきます。
最初はとまどったり、間違えたりすることもあるかと思いますが、ひとつひとつていねいに行っていきましょう。
回答・・
1.同じ印から埋める
2.両手の指を使い一マスずつ追って確認する
3.最後に見直す事も重要
♦まとめ
問題集を使って何度も何度も繰り返すうちにコツをつかめます。
基本を身につけ、こなすスピードもアップさせてください。